所用で仕事場のPCにオーディオ・インターフェイス(Adobe Premiereのモニタ用)を設置する必要が出てきました。
せっかくなので、以前から興味があった「安いオーディオ・インターフェイスの実力はどの程度のものか」を確かめるため、皆さん大好きBEHRINGER(ベリンガー)の「UM2 U-PHORIA」をチョイスしてみました。
ということで某mから始まるフリマサイトで入手したのですが、これがタバコ臭がなかなかキツイ。脱臭を試みても頑なに臭いが取れない。
皆さんはぜひ、オーディオ・インターフェイスは新品で買ってください。
BEHRINGER UM2の主な仕様
- USBオーディオインターフェース
- 同時入出力数:2in/2out
- 入力:XLR・標準フォーンジャック複合(48Vファンタム電源)、及び標準フォーンジャック
- 出力:RCA×2(LR)、及びヘッドフォン標準フォーン6.3mm
- AD-DA変換:16bit、32/44.1/48kHz
- 電源:USBバスパワー
- 寸法(W×H×D):128×46.45×118mm
- 質量:300g
- 対応OS:Windows XP/Mac OS X以降
その他詳しいことは製品情報を参照ください。
ひとまず手軽にオーディオ・インターフェイスを使ってみたいという人には必要充分な感じでしょうか。
実際に使用してみた
Windows・Macでの接続
自宅のPC環境(Windows10及びMac OSX)でそれぞれ接続して再生してみました。
Macについては、とりあえず接続すれば勝手にドライバーを認識しますので、「サウンド」設定から「USB Audio CODEC」を選んでください。
Windowsのドライバーについては、ベリンガーのDLページにもあるASIO4ALLをインストールする手順が色々と紹介されていますが(サウンドハウスによる解説)、デフォルトのドライバー(USB Audio CODEC)でも再生に関しては特に問題ありません(リアルタイム演奏などで遅延が気になる場合は、大人しくASIO4ALLをインストールしてください)。
なお、ダウンロードページの日本語は若干怪しい機械翻訳的なものも含まれるので、雰囲気で察してください。
https://www.behringer.com/downloads.html#googtrans(en|ja)
UM2単体で使用しての所感
- 値段の割に見た目の質感でチープな感じはしない、特にボリュームノブはきっちり止まる
- サイズの割に軽すぎるということもなく、しっかりと机の上で固定して使える
- Winでヘッドフォンを挿しっぱなしにして起動すると、ボリューム0でも何度か「ボン」という音が聞こえる
- 懸念していたノイズ乗りはほとんどない
iRig Keys I/O(メイン機材)との比較
- 中域の音が少し強めだが、バランス的に大きな違和感はない
- 聞き取れない音域はなく割合素直に再生してくれるが、解像感は少し物足りない
- DTM用としては、バランスを取る際に「少し中域が強く出ている」ことを踏まえて使う必要がある
ざっとこんなところです。
あくまで私の主観的な評価ですので、参考程度にお願いします。
まとめ
特にオーディオ・インターフェイスとしての性能に大きな難点はなく、給電もUSBケーブル1本で行えるので、ノートPCと一緒に持ち歩いて出先で使う、という用途なんかにはピッタリではないでしょうか。
今回はあくまで「聞くためだけ」の用途として購入したので、インプット周りについては割愛します。
ということで、オーディオ・インターフェイスはぜひ新品で買いましょう。
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